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ボ・ディドリー

ボ・ディドリー(Bo Diddley, 1928年12月30日 - 2008年6月2日)は、米国のロックンロール・シンガー、ギタリスト。本名は、エラス・O・B・マクダニエル (Ellas O.B. McDaniel)という。

ボ・ディドリー・ビートと称される強力なリズムを基調とした彼の独特のサウンドは、ブルースとロックンロールの掛け橋となり、チャック・ベリー、リトル・リチャードらとともにロックンロールの生みの親のひとりとして知られるようになった。ローリング・ストーンズやU2など、数多くのロック・ミュージシャンが彼から影響を受けている。
ボ・ディドリーは、1928年、ミシシッピ州マコムに生まれた。出生時の名前はエラス・オサ・ベイツであったが、生後まもなく、生みの母のいとこのガシー・マクダニエルに養子に出された。このため、義理の母親の姓を名乗るようになる。1930年代の半ばに、彼は家族とともにイリノイ州シカゴへ移住する。

ボが最初に手にした楽器はバイオリンであった。12歳のときに姉のルシールからギターをプレゼントされ、ギターも練習するようになった。彼の芸名となった「ボ・ディドリー」は、この頃生まれたものである。その由来については、南部黒人のスラングで「何でもない」を意味する、あるいは南部の黒人が弾いていた一弦ギター、ディドリー・ボーをもじったものであるなど諸説あるが、実のところはわかっていない。

ジョン・リー・フッカーを耳にして感銘を受けたボは、バイオリンはやめてギターに専念するようになっていった。10代の頃からギターを手に路上で演奏活動を展開し、1950年代に入ると、マラカスのジェローム・グリーン、ハーモニカのビリー・ボーイ・アーノルドらとプレイするようになる。そして1955年、チェス・レコード傘下のチェッカーと契約し、デビュー・シングル"Bo Diddley" b/w "I'm A Man"をリリースした。これがR&Bチャートのトップに昇りつめる大ヒットを記録し、一躍ロックンロールのスターの地位を獲得する。

同年、黒人アーティストとしては初めて『エド・サリヴァン・ショー』への出演を果たすが、番組側から指定された曲の演奏を断り、自らのレパートリーを演奏したことから、以後出演禁止となってしまった。

以後、デビュー曲を越えるヒットは生まれなかったものの、"Crackin Up"(1959年, R&Bチャート14位)、"Road Runner"(1960年, 同20位)、"You Can't Judge A Book By The Cover"(1962年, 同21位)などのヒットを飛ばした。

1967年の"Ooh Baby"(R&Bチャート17位)以降はヒットこそなかったものの、演奏活動を続けた。1987年には、ロックの殿堂入りを果たした。

来日は、1988年のロン・ウッドとのツアー、1992年のジャパン・ブルース・カーニバル、1997年の単独ツアー、2001年のブルーノート東京公演がある。

2003年、ローリング・ストーン誌の同年8月号カバーストーリー「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」に於いて第37位に選ばれている[1]。

80歳を目前に控えながら、なおも精力的にツアーをこなしていたが、2007年5月13日、公演先のアイオワ州カウンシルブラフスで、脳卒中のため入院した。5月末には退院したものの、後遺症を改善するためにリハビリ・センターに入所した。

2008年6月2日、フロリダ州アーチャーの自宅にて心不全のため死去した[2]。79歳だった。

特徴 [編集]
彼のサウンドは、トレードマークともいえるボ・ディドリー・ビートを前面に押し出しているのが特徴である。コードやメロディーは非常にシンプルなものが多く、リズムが彼の曲を形作っていると言っても過言ではない。このリズムは、例えばバディ・ホリーの"Not Fade Away"のように、他のアーティストによって引き継がれ、のちのロックにも大きな影響を与えた。

その他に、ジュピター・サンダーバードなど、奇抜なデザインの変形ギターを使用することでも有名である。

ディスコグラフィー [編集]
1958年 Bo Diddley
1959年 Go Bo Diddley
1960年 Have Guitar-Will Travel
1960年 Bo Diddley In The Spotlight
1960年 Bo Diddley Is A Gunslinger
1961年 Bo Diddley Is A Lover
1962年 Bo Diddley's A Twister
1962年 Bo Diddley
1962年 Bo Diddley & Company
1963年 Surfin' with Bo Diddley
1963年 Bo Diddley's Beach Party
1964年 Bo Diddley's 16 All-Time Greatest Hits
1964年 Two Great Guitars(チャック・ベリーとの共演)
1965年 Hey Good Lookin'
1965年 500% More Man
1966年 The Originator
1967年 Super Blues(マディ・ウォーターズ、リトル・ウォルターとの共演)
1967年 Super Super Blues Band(マディ・ウォーターズ、ハウリン・ウルフとの共演)
1970年 The Black Gladiator
1971年 Another Dimension
1972年 'Where It All Began
1972年 Got My Own Bag of Tricks
1973年 The London Bo Diddley Sessions
1974年 Big Bad Bo
1976年 20th Anniversary of Rock & Roll
1977年 I'm A Man
1983年 Ain't It Good To Be Free
1984年 Bo Diddley - His Greatest Sides - Volume 1
1985年 Bo Diddley & Co - Live
1986年 Hey...Bo Diddley in Concert
1989年 Breakin' Through The BS
1989年 Living Legend
1991年 Rare & Well Done
1992年 Live At The Ritz(ロン・ウッドとの共演)
1993年 This Should Not Be
1994年 Promises
1996年 A Man Amongst Men
2002年 Moochas Gracias(アンナ・ムーとの共演)

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2009年04月10日 10:29に投稿されたエントリーのページです。

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